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30日、予算決算常任委員会で岡野県議が伊勢志摩サミット問題で総括質疑!

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1、平成28年度の一般会計決算について、サミット関係にしぼってお伺いします。
 監査委員の審査意見書によりますと、平成28年度決算は、単年度収支が94億円の赤字で、2年連続の赤字だとしていますが、この理由についての詳しい分析は行われていません。
 平成28年5月にサミットが行われるということで、27年度に加えて28年度もサミット関連の予算の執行が行われました。2年連続の赤字はどこからつくりだされたか。私はサミットによる影響が大きかったのではないかと思います。
 サミットについては、昨年発表された「伊勢志摩サミットに係る経済効果等」のうち「ポストサミットの経済効果」の試算に使用した諸データの実績値が確定されたからということで、ポストサミットの経済効果に対する検証が行われるとともに、経済効果以外の効果についても主なものが整理されて、9月14日に公表されました。
 その伊勢志摩サミットの効果によりますと、直接的な経済効果は、最終試算結果より138億5千万円も少なくなって314億6千万円だったそうです。これは観光庁宿泊旅行統計調査における平成28年6月の延べ宿泊者数の対前年度増加率や県外観光客数の宿泊・日帰り客の平均消費単価が、最終試算時よりも減ったことや、経済界にとって厳しい試練のあった平成23年の三重県地域産業連関表を用いて試算したためだなどという理由を言い訳にして「経済効果額が減少したとはいえ、サミットの開催により大きな効果があったと考えています。」と、結論づけています。
 伊勢志摩サミットが決まったとき、この議会でもバラ色の効果を皆さん強調されていましたが、果たしてそうだったのでしょうか。
 ところで、三重県はこのサミットにいくら使ったのか。決算審議にはこの事について出てきていません。私は鳴り物入りで行ったのだから、決算にもその資料が必要だと思うのですがいくら使ったかについてお示しください。

 

 

サミット関連予算には、平成27年度補正予算と平成28年度当初予算で、総額94億433万3千円が見込まれていました。
 最終的に88億円になったということです。主な不用額は6億円で、テロ対策費が5億円、消防関係で8000万円が少なくなったというとの事です。
(再)問題は、その予算の捻出方法です。
 当初、財源内訳は国庫支出金が約40億円、寄付金約4億5千万円、県債35億2900万円、基金繰り入れ金約4億5百万円、県費約10億600万円、その他約1000万円と説明されていました。それでは最終的にどのようになったのか、次にご説明下さい。

 

 

 

 

(再)日本共産党は、サミットそのものには反対しませんでしたが、各国首脳がわずか1泊2日のサミットのために使うと予想される道が3本あって、どこを通るかわからないために3本の道を舗装する必要がどこにあるのかと疑問を呈して、補正予算には反対しました。その公共事業費は、94億円のサミット関連予算の中で約66%と大半を占めています。
 最終的にどのようになったのかお示しください。

 

 

 

(まとめ)まだポストサミットは続いています。良かったこと、悪かったことを含めて、私は、サミットが三重県民にもたらしたものは大きかったと思っています。
 それを行ったことが三重県民の生活にとってどうだったのか。その総括や検証は、しっかりと行うことが必要ではないでしょうか。
 残念ながら、今回の決算認定において、資料すら出されず、検証されなかったことは問題だと思います。一方で、経済効果などについては公表された訳であります。
 サミットがあったために、警察関係の予算が縮減され、道路の白線は消えたままだったのではなかったでしょうか。そのほか県民生活に影響することがいっぱいあったはずです。 
 その資料となる決算については何も知らせないということでは、県政を見直し、問題点を改善していくことにはならないのではないでしょうか。
 この事を申し上げて質疑を終わります。ありがとうございました。

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