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武田参議院議員、岡野、山本県議、近沢 、中津畑紀北町議など三重県に残土条例で申し入れ

日本共産党の武田良介参院議員は21日、三重県庁を訪れ、伊賀市、尾鷲市、紀北町などで山積みになって住民に不安を与えている建設残土問題について聞き取り調査を行いました。
 調査には、岡野恵美、山本りか両県議、中川たみひで参院選挙区候補、近沢チズル、中津畑正量両紀北町議、百上真奈伊賀市議、福沢美由紀亀山市議が参加しました。
 武田議員は、昨年の11月29日に紀北町の残土置き場の現地調査を行ったことも紹介し、「住民が不安に思っている。残土置き場に対する県の対応は、残土の安全性はどう確認しているのか」などを問いました。
 県当局は、産廃の混入があり撤去を求めたことなどを認めました。
 岡野県議は、知事が建設残土の搬入を規制する条例制定について検討する考えを明らかにしたことを指摘し、「県議会で請願も採択されているので、規制できる県の条例の制定」を強く求めました。
 参加者からも、「積み上がった土砂が崩落の怖れがあり、住民が不安がっている。県も対応すべき」、「土砂について対応する法などがなく自治体が困っている」、「土砂によって川が濁ったり、井戸水が濁ったりしている対応すべき」などの要望が出されました。
 武田議員は、「紀北町の住民の健康や生活環境に影響を与えないためにも県や町の対応を見守っていきたい。都道府県をまたがる問題なので国の法整備が必要だと改めて感じた」と語りました。

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