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16日、地域医療を崩壊させる「再検証」強く抗議し,県に政府への撤回を求める

日本共産党三重県委員会は16日、鈴木英敬知事に、国が病床削減の姿勢を強める中で「地域医療を崩壊させる『再検証』を強く抗議し、撤回を求める」申入れ書を提出し、県当局と交渉しました。山本りか県議、県下の関係する自治体から市町議9人が参加し、県は田辺正樹医療政策総括監らが対応しました。

 厚生労働者は病床数の削減を目的に、「再検証」として全国424病院について「統合再編の議論が必要」として実名を公表。各都道府県が2020年9月末までに、統合や病床数の削減などの対応方針を決めるように要請しています。

 申入れ書では、三重県内でも7病院が対象と公表されているが、地域医療を守るために①公表の撤回②病床削減のため公立・公的病院再編統合の押しつけをやめることを、国に強く要望せよと県に求めています。

 参加した市町議員からは、「公表された病院は、地域でなくてはならない施設」、「出来たばかりの病院が何故」。また「住民からも心配の声が上がっている」、「市長も怒っている」などの声が次々と出されました。

 田辺総括監は「公表前日に知らされ対応に追われた。国とは思いが違う。病床削減ありきでなく各地域で話し合っていきたい」と述べました。

 山本県議は「これまで丁寧に進めてきた努力を無にする。地域事情を考慮せず一方的、機械的に進めることがあってはならない。命綱を切ってはならない」と語りました。 (

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