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9月5日、三重県知事に国葬への不参加と、弔意の強要をやめるように申し入れをしました。





2022年9月5日
三重県知事
一 見  勝 之 様
日本共産党  三重県委員会    
委員長 大 嶽  隆 司  
日本共産党 三重県議会議員  
山 本  里 香  
 
元安倍総理の国葬への知事の不参加の申し入れ
 
貴職におかれましては、新型コロナ第7波への対応など大変な対応を迫られておられますこと、そのご苦労拝察申し上げ、敬意を表します。
さて、新型コロナ全数把握もままならないとされる中、9月27日に行われると予定されている安倍元総理大臣の「国葬」に三重県知事として参列されることは、県民の理解を得られないことです。
命を奪われ亡くなられたことには、許されることでなく、人として悼む気持ちはありますが、法的根拠もなく、多額の税金を使っての「国葬」は違法でありやめるべきです。1947年に失効した「国葬令」は、天皇制の強化や侵略戦争の推進のために利用された歴史があります。戦後民主主義には許されないことです。
また、公費を支出して知事などが参列することは、重ねて違法です。岸田首相は「国会を開き丁寧な説明に全力を尽くす」としていますが、元安倍首相礼賛と根拠のない説明は、元安倍首相が生前に煙に巻いてきた様々な疑惑、狙撃事件で明らかになってきた政治とカルトとの新しい疑惑を容認する姿勢であると捉えられ、国民の信頼を回復することはできません。三重県知事としての参列は、その渦中にご自身が身を置くことになりなります。
「国葬」が中止されることを強く求めますが、挙行された場合において、下記のことを求めます。
 
 

 
一、安倍元総理大臣の「国葬」に自治体の長として参加しないこと。
 
二、県庁などで半旗の掲揚や、職員に黙とうを指示しないこと。
 
以 上

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