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1月27日 伊勢市陸上自衛隊への自衛隊オスプレイの飛来、常駐化の中止を三重県に政府に求めるように要望

023年1月27日
三重県知事
一 見  勝 之 様
日本共産党 三重県委員長         大嶽隆司
日本共産党 三重県議会議員        山本里香
日本共産党 三重県ジェンダー平等対策委員 吉田綾香
 
明野駐屯地を利用してのオスプレイ飛行・配備をやめさせること等を求める申し入れ
 
 陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備中の輸送機オスプレイV‐22が1月23日に、三重県伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地に飛来しました。また、今後、離着陸の訓練、飛行距離の拡大のため年数回程度の訓練で明野駐屯地を利用するとされています。
2019年にも、日米共同訓練での飛来が同所にありましたが、オスプレイの事故が相次いだため、昨年8月、米空軍特殊作戦司令部(AFSOC)は、世界各地に配備されている垂直離着陸輸送機CV–22「オスプレイ」全52機を飛行停止すると決定しました。日本領内に配備されている輸送機も対象となりました。すでに、6月半ばには、米海兵隊も同様の決定を下していました。
飛行が再開されましたが、期待自体の安全性の不安と共に、訓練初期で未熟な操縦技術であることに不安は募ります。特に明野駐屯地の周辺は民家が集住しており、学校施設もあり、住民の不安は計り知れません。明野だけの問題ではなく、現在54基も配備されているオスプレイが臆面もなく飛び回ることになっていくことに怯えるしかありません。
さらに、安保法制のもとで自衛隊が米国などとともに「戦争する国づくり」への変容を進めていることを具現化しており、ロシアがウクライナを侵略するなど、国際的に軍事的緊張が高まっているなかで、東アジアの緊張をいっそう高めることにつながると懸念します。
県民は、自衛隊が米軍と共に戦争に赴くことを望んでいません。
周辺住民及び県民、加えて自衛隊員の不安を払拭し、安寧を確保するために下記のことを申し入れます。
 

 
1,明野駐屯地へのオスプレイの飛来や、飛行訓練をやめるよう防衛省に申し入れること
2.明野駐屯地への配備についても、やめるように防衛省に申し入れること
3.今後、防衛省がオスプレイなどの軍用機を購入し軍備増強をしないように防衛相に申し入れること
4,2月1日から行われる機雷戦訓練(伊勢湾)及び掃海特別訓練(日米共同訓練)の中止を求めること
 
 
以 上 
 

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