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3月議会 意見書案に賛成討論

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 議案第1号、旧優生保護法により強制不妊手術を受けた当事者に対する補償等を求める意見書案につきましては、
旧優性保護法の下で、精神疾患や遺伝性疾患などを理由に本人の同意を得ずに優生手術が行われてきたことはあるまじきことです。また、たとえ同意があってのものであったとしても、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」と定めた同法の定めの中で、法そのものが、個人の意思決定に大きく強制性を持っていたという事実は否めません。
 この法が、新憲法が制定された翌年に制定されているということは驚きです。戦前の1940年の国民優生法の思想を引きずったものです。もともとは、ダーウィンの進化論に始まり、ナチスドイツや旧日本帝国などの軍国独裁政権で行われた、「障害者は不要」とする誤った考え方、国家レベルの障害者弾圧の差別に他なりません。、“子どもを産んでよい人”と“子どもを産んではいけない人”を、国が選別するということでもありました。
強制手術の被害者は、その後、結婚が破談となったり、子どもを産み、育てる夢を奪われたり、健康被害を訴える人がいらっしゃいます。
強制手術の経緯の説明や不妊手術の実態調査の実施などを被害者や家族が要請し、2016年には国連女性差別撤廃委員会が日本政府に対して「優生保護政策で障害を理由に不妊手術を受けさせられた人に関して、実態を調査研究し、被害者に法的な救済や補償を提供するよう」に勧告していましたが、厚労省は「全体的な実態調査や補償は法的裏付けがないのでできない」とし拒否してきました。
こにきて、三重県でも、優生保護審査会資料の情報開示が一部なされ、知事も国から調査の依頼があれば積極的に協力し、丁寧に対応したいと発言されています。
政府も全国的な被害の実態調査を進める方針を固めたとされますが、一刻も早い実態調査とそれによる補償への手立てを講じることを強く求め、賛同します。

 次に、意見書案第2号、核兵器禁止条約への署名と批准を求める意見書案については、
先の請願において、日本共産党より賛成討論をさせていただきました。
ヒロシマ・ナガサキと原爆の被害を受け戦争における核兵器の唯一の被害国である我が国、さらにはビキニ環礁水爆実験では、一般質問の関連で昨年発言させていただきましたが、第5福竜丸だけではなく、三重県の漁船も93隻その近辺にいて被爆をしているのではないかと、認定はされておりませんけれども、これは国会の委員会答弁の中できちんとした調査をすると言われながら第5福竜丸だけが調査されて、この三重県の漁船は調査をされず隠蔽されているということがあります。3度の核兵器の被害にあっている。請願者を筆頭に、核兵器はいらないという多くの県民の願いがここに集まり、多数によって請願が採択されました。
意見書の提出の運びとなり、ここに提案されております。
 請願45号では、タイトルは、核兵器禁止条約への日本政府の署名と批准を求めるとなっております。意見書案は、もちろん内閣総理大臣へ出すわけですから、日本政府へということになりますが、タイトルから主語が抜けています。
また、請願主旨において「早急に署名」の早急の意味合いが割愛されています。
みなさんお気づきでしょうか。
バクシャのみなさんの、これまでの長い道のりの活動があって、7月7日の国連でのあの感動へ結集したことは周知のとおりです。高齢化するヒバクシャのみなさんにはもう時間がありません。そして、日本中はもとより、世界中が日本の動きを注視しています。
早急にということは大切な文言です。
核の傘より「理性と心情」の傘のもとに集いましょう。
 お伺いいたしましたところ、委員長以下委員のみなさんが、より多数賛同での本会議通過に向けて配慮されたと聞き及び、そのご労苦に敬意を表し、一日も早い署名と批准を願いながら賛成とさせていただきます。
 以上、ご賛同よろしくお願いいたします。

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